音楽・オーディオ
ONKYO(オンキョー)製スピーカーM55の入手の経緯については、以下の記事に既述したように、元々このメーカーに対する関心があったことに加え、Technics(テクニクス)のプリメインアンプSU-8055と出会ったことで…
一通りの整備を済ませ、音質の印象はしばらくエージングを行なってから――と予告したDENONのプリメインアンプPMA-7.5とONKYO製スピーカーであるが、個人的事情によりそれら紹介が長らくペンディングとなってしまっていた。しかし漸く事情の許すところとなった…
ONKYO(オンキョー)M55に元々装着されていたエッジは、ウレタン製のオーソドックスなものであるが、今回その交換用としてAmazonで調達したのはクロス(布)製で、しかもダブル(ツイン)ロールという少々珍しい形状をしている。これを選んだ理由の一つは、後者は…
今般入手したONKYO(オンキョー)の往年のスピーカーM55は(も)、「出音未確認」という状態、オーディオ機器にとって重大な問題を抱えている可能性のあるものゆえ、安価な値付けとなっていた。そこで、この懸念が払拭されるか、それとも顕在化するかを初めに確…
ONKYO(オンキョー)については、予てよりプリメインアンプのIntegra(インテグラ)シリーズやスピーカーに対して少なからぬ関心を持っていた。特に、1980年代後半に発表され、いわゆる598戦争の嚆矢となったD-77は、12インチ(30cm)クラスのウーファーを具えたモ…
私がオーディオに興味を覚えたのは、中学2年の終わり頃だった。きっかけは、よくある通り、これの好きな友人に影響さたことである。ちょうどオーディオが華やかな様相を呈していた時期で、さまざまなメーカーが積極的に製品をリリースしており、またこのジャ…
リレーのクリーニング(およびその際に犯した失敗のリカバリ)の結果、正常に出音するようになったDENON(デノン)のプリメインアンプPMA-7.5には、その後も特に問題は生じていない。これはもちろん歓迎すべきことながら、こうなると見てくれが気になるのが人情…
先に書いた通り、DENON(デノン)製プリメインアンプPMA-7.5に見られる出音不良は、症状をこれまでの経験に照らすとその原因はリレーの接触不良と思われることから、これに対処することにした。手っ取り早いのはリレーの交換だろうが、少し調べたところ同じ製…
正直なところ、今般入手したDENON(デノン)のプリメインアンプPMA-7.5については、その質感の安っぽさに落胆を禁じ得ないのだが、これも一つの縁、ともかく一通りの通過儀礼は済ませておこう―と、はじめに機能確認から実施した。先の記事に書いたように、同機…
2021年のはじめに真空管プリアンプを入手したことで昔のオーディオ熱が再燃し、続いてやはり中華製の真空管パワーアンプ、デジタルアンプと購入、ここで気持ちが落ち着くかと思いきや、それどころかかつて憧れたブランドや往年の名機に対する興味が噴出し、…
パイオニア製スピーカーS-101のウーファーエッジを交換して鳴らし始めてから一月余りが経過した。その作業において、ガスケットとフレームの接着にも水性接着剤を使用したことに加え、同スピーカーは他の多くのモデルのようにユニットを前面バッフルにねじ留…
三洋電機の往年のラジカセ、U4-W26(K)でカセットテープを再生すると、何となく音に籠りがあるように感じられ始めた。これを使い出してから半年余り、カセットテープ再生の頻度はそれほど高くはないのだけれど、今までに一度も消磁を行っていないので、どうも…
右チャンネルからの出音不良が再発したため水洗いを今一度施したトリオ(TRIO)のプリメインアンプKA-5300は、幸いその後調子よく鳴ってくれている。これを聴き始めてから、気が付くといつの間にか一月近くが経過しており、エージングも一通り済んだであろうか…
Pioneer(パイオニア)の往年のスピーカー、S-101のウーファーエッジを張り替えるに当たり、はじめに行うべきことは、他の機種同様ユニットの取り外しである。ただ、S-101は他の多くの機種のようにウーファーユニットが前面バッフルに留められているのではなく…
今般また新たに入手したスピーカー、Pioneer(パイオニア) S-101は、外観上目立つ汚れや傷は見当たらない一方、肝心の機能については「音が出るか否か不明」という状態だったので、先ずはその確認である。そこで既存システム内の一つのアンプと接続して小音量…
手元のスピーカーについて、ウーファーユニットの公称径を小さいものから順に列挙してみると、11(cm台、以下同), 13, 16, 22, 25, 27, 31となる。これを眺めると、全体的にはいい感じ(?)の間隔で並んでいる中、16と22の間に跳躍の見られることが以前から少々…
先に以下の記事において、トリオ(TRIO)のプリメインアンプKA-5300を水洗いして出力の不安定さはなくなったものの、バランスつまみ操作におけるガリが若干残り、これが気掛かりだ―と記したが、その懸念が現実のものとなってしまった。他の機能がほぼ正常に機…
トリオ(TRIO)のプリメインアンプKA-5300を水洗いして三日後、もう乾燥は十分だろうと考えて再度出音確認を実施した。そうは言っても、やはり少なからず緊張しながらの電源投入、しかし幸い今回も特に問題なくリレーが繋がってくれた。さて、音楽を再生した結…
今般入手した往年のトリオ(TRIO)のプリメインアンプKA-5300の状態は、前稿に書いた通り右チャネルからの出音がなく、左からの音も不安定―とのことだった。これを実地に確認すべく、念のため先ずはスピーカーではなくイヤフォンを繋ぎ、iPodを音源として音楽…
今般、テクニクスSU-8055とダイヤトーンDS-251というプリメインアンプ・スピーカーの組み合わせが実に素晴らしい音楽を聴かせてくれたことから、1970年代のオーディオ機器に対する関心が高まり、もう一つくらいこの時期のアンプを手元に置きたくなった。時代…
ウーファーのコーン及びエッジに補修を施したダイヤトーン製スピーカーDS-251も、鳴らし始めて三週間ほど経ち、音もほぼこなれたようなので、この辺りでその仕様と音質の印象を記しておこうと思う。先ずはその他の主な仕様を挙げると…
中古で入手し、酷いガリをはじめとする出音不良の見られたTechnics(テクニクス)のプリメインアンプSU-8055に対し、水洗いという荒療治を施した結果、症状が改善して音楽再生に使用できるようになったことは既に述べた通りである。が、僅かに残った音量調節時…
(承前)ダイヤトーンDS-251のウーファーエッジは、ロールが奥へ凹んだ所謂逆ロール型である。そして既述した通り、同メーカーのスピーカーに往々にして見られるエッジの硬化は出てはいないものの、一ヵ所、径方向にエッジを寸断する形で亀裂が生じていた。さ…
今般入手したダイヤトーン製スピーカーDS-251は、前記事に書いたように堅牢な突き板仕上げということもあって、50年前の製品としては比較的良好な状態を保っている。しかしそうは言っても、長年に付着蓄積した埃や汚れは随所に見られたので、先ずこれらの除…
テクニクスSU-8055とビクターDC-5500というプリメインアンプとスピーカーの組み合わせは、幸い安定して良い音を聴かせてくれている。ただ、DC-5500の方はシステムコンポの構成要素と位置付けられた製品で、単品コンポーネントとして販売されたものではない。…
水洗いという荒療治を施し、これが幸い奏功したTechnics(テクニクス)製プリメインアンプSU-8055で音楽を聴き始めてからもうすぐ一月になるので、例によってその主な仕様と、再生音質に対する個人的な印象をご紹介しようと思う。同機選定に至った経緯について…
季節の進みもあってか、このところ寒さは落ち着いていたので、暖房の使用状況は朝に一度ファンヒーターを入れ、あとは石油ストーブをほぼ終日焚き続ける形だった。そして、先に水洗いしたTechnicsのプリメインアンプSU-8055は、ファンヒーターを使っている時…
アンプの水洗いという荒業を行うに当たっては、本来なら安全のためコンデンサの放電はしておくべきで、そのためのツールを作ろうかとも思ったのだが、容量的にさほど大きいものではないようだし、それに一旦実行を決意すると早くやってみたい気持ちが湧いた…
何分古い機種ということもあり、今般入手したTechnics(テクニクス)のプリメインアンプSU-8055は(も)、経年による汚れがかなり目立ち、外観を損なっていると同時に、そこに触れるのも少々躊躇される状態だった。そこで最も気になる機能の確認は措き、濡らした…
OTTOのプリメインアンプDCA-A15の酷いバリノイズが再発し、これを治めることができずに使用不能となってしまったため、スピーカーが一セット余るという状況に陥ってしばらく経った。生鮮食料品ではないのだから、別段急いで鳴らす必要はないのだけれど、孤立…