蓼科高原日記

音楽・本・映画・釣り竿・オーディオ/デジタル機器、そしてもちろん自然に囲まれた、ささやかな山暮らしの日常

節電・LEDナツメ球

去年に比べ、電気料金が2割ほど嵩んでいる。

 

その原因としてはじめに頭に浮かんだのは、オーディオ機器の増加ということだったが、月別の使用量を比較したところほとんど変わっていないことがわかり、同時に、その際目にした料金の内訳から、燃料価格の高騰分が電気料金に上乗せされたためだと判明した。

 


現在の状況が収拾する気配はないし、寧ろ悪化する懸念の方が色濃いようにも思われるものの、これに関してはどうこうできるものではない。

 

そこで、個人で採れる対応として、少しでも電気使用量を減らすべく、節電の具体的な方策を考えてみた。

 


先ず思い浮かんだのは、従来、家の中心として日没から就寝までずっと点灯したままになっているリビングの照明を適宜落とすことである。

 

食事時などは無論点灯するものの、隣接する和室へ移り誰もいなくなった際には、これを消灯することにした。

 


続いては、冷蔵庫の温度調節バーの位置を、これまでの中から弱へ。

 

そもそも当地は真夏でも室温が25℃を超えることは稀だし、冬場は冷蔵室より居室の方が低温になる場合もあるくらいなので問題はないとは思うが、万一冷凍室の内部が湿っぽくなったりするようなら再調整するつもりだ。

 

 

 

 


そしてもう一つ見つけたのは、和室の常夜灯として使っているナツメ球である。

 

だいぶ前に交換したこれは白熱灯に違いないだろう――と思いながら念のため確認すると、案の定、消費電力は5Wだった。

 

以前ならこの程度の消費電力は何ら気にはならなかったものだが、他の電球がほとんどLEDに変わった現状では決して看過できない数値であり、しかも一晩中点けたままとなるのだから猶更だ。

 


LEDのナツメ球は白熱灯に比べると若干割高ではあるものの、ネット通販での送料を含めた価格も数百円程度と、出費を渋るほどの初期費用ではない。

 

しかしながら、安いに越したことはないのもまた真なので、例によって取り敢えずダイソーさんを覗いたところ、しっかりと何種類かが陳列されていた。

 

それらを暫く矯めつ眇めつしたものの、主な相違は光色だけで、消費電力をはじめとする他の特性にほとんど違いはなさそうなことから、口金のサイズ――当方のソケットはE12――と電球色であることを確認してその一つを購入した。

 

因みに消費電力は0.5W、従来の十分の一である。

 


帰宅して早速装着し、点灯してみたところ、従来のものよりやや白っぽい光だが、特に不満はない。

 

20220605-ナツメ球

 

この電球交換によりどれだけの節電になるのか、興味のあるところだけれど、昨夜から寝室を当の和室から洋室へと移してしまったので、確認の実施は秋以降である。

 

もっとも、電気料金として月数十円程度の浮きに過ぎないだろうことは、既に予想できている。