今日、炬燵を仕舞った。
といっても、これのある和室にはいくつかのオーディオセットが設置してあり、ちょうど炬燵に嵌った位置がリスニングポジションとなっていることから、櫓はそのまま残し、炬燵蒲団および下敷きの日干しと、カバーの洗濯を実施したのである。
今日も薄雲に覆われた梅雨らしい空模様で、理想的な日和ではなかったのだが、この先の予報を見ても陽射しは期待できそうもなかったことから、雨が来なければ良しと踏み切った。
ここ数日気温が高くなり、蒲団があるとさすがにもう暑苦しい。
本来なら梅雨に入る前に仕舞いたいところで、去年も確か六月になってすぐ済ませており、それに比べるとだいぶ遅くなったわけだが、今年は気温の変動が大きく、実際、何日か前にもこの炬燵のスイッチを入れたので、この時季になってしまったのは仕方ないだろう。
この炬燵開きは去年の10月17日、これと同じ頃にまた出すとなると四ヶ月後である。
ふと気付くと明日はもう夏至、梅雨が明けて短い夏を経るにしても、またあッという間にその日となりそうだ。