蓼科高原日記

音楽・本・映画・釣り竿・オーディオ/デジタル機器、そしてもちろん自然に囲まれた、ささやかな山暮らしの日常

薪の消尽・春の気配

昨夜もまたちょっとした冷え込みが来て、未明には氷点下15℃を割り込んだ。

 

しかし、夜が明けると雲一つない空から明るい陽光が降り注ぎ、気温はこの時間までマイナス5℃を超えていないものの、気分的・体感的にはまったく寒さを覚えない。

 

青空と雪の蓼科山が一年でもっともあざやかな対照を見せるのはこの時季だ。

 

20230131-薪の消尽・春の気配

 


昨日、置き場に残っていた薪を運び上げておいたが、それを今日、使い尽くすことになりそうだ。

 

いまストーブ内で燃えているのを含めてあと二本、日付を跨ぐかどうかは微妙なところだけれど、明朝までには灰となっているはずだ。

 


今冬、石油ストーブを主暖房として使ってきて、薪ストーブのいい点も悪い所も改めて認識。

 

屋内全体を柔らかく暖めてくれるのはやはりありがたい一方、如何に空気を乾燥させるかも明確となった。

 

今後は当面、敢えて薪を用意することはないと思うが、いずれまた単発的に働いてもらうことはあるかもしれない。

 


今日など、外気温は低いにもかかわらず、屋内の暖まり方は半月ほど前とは明らかに異なり、薪と石油、二つのストーブを併用するとすぐに暑くなってしまう。

 

冬至から一月以上経過し、昼の長くなったことで、万物が陽光により熱を蓄え始めたようだ。

 


先日襲来した寒波の後遺症として、鎧戸の戸袋へ雪が吹き込み凍結したため、収納できるのは二枚の内一枚だけとなり未だ半開の状態だが、今日のような陽射しが続けばその解消もさほど先ではないだろう。