大雪になる恐れあり――という予報の出ていた昨日は、朝の内こそちらちらと細かく落ちてくるだけだったが、昼頃から雪の粒、降り方ともに大きくなり、そのまま深夜まで降り続いたことから、警告通りとなってしまった。
しかも、この冬の特徴である、夜間に強風が吹き荒れるパターンまで踏襲したため、今朝玄関ドアを開けると、道路へと上がるアプローチはすっかり雪に埋まってしまっていた。
雪の厚さは50㎝に近く、しかも気温は高かったので湿っている上、風に圧されて表層が密着しており、一掬いで除けることはできない。
二、三層に分けての除雪となってしまったので、長さ20mほどを通すだけで結構疲れてしまった。
こうして確保した通路は、立山黒部アルペンルートの1/25ミニチュアモデルといったところである。
天気の回復した今日は昨日以上に暖かくなり、最高気温は4℃を超えて今も3℃台を保っている。
寒さに慣れた身体は少し動かすと暑く感じるほどだが、来週の中頃にはまた強い冷え込みがあるらしい。
しかし気付けばもう二月も半ば。
寒暖の勢力が逆転するのもそれほど先のことではないだろう。