今般また新たに入手したスピーカー、Pioneer(パイオニア) S-101は、外観上目立つ汚れや傷は見当たらない一方、肝心の機能については「音が出るか否か不明」という状態だったので、先ずはその確認である。
そこで既存システム内の一つのアンプと接続して小音量で音楽をかけてみたところ、幸い左右のすべてのユニットから音が流れ出して来た。
しかし念のため、これまでも折りに触れて利用させて頂いている、Web上の「簡易音生成器」でウーファー・ツイーターそれぞれを鳴らしてみたが、やはりいずれも正常に機能していることが分かった。
これで第一関門は通過できたわけだ。
次はいよいよ経年劣化により崩壊したエッジの交換だが、その作業を気持ちよく実施するために一通りクリーニングをしておくことにした。
と言っても上に書いた通りの状態なので、最も汚れを感じるサランネットを水洗いした後、エンクロージャーの水拭きと端子を接点復活剤で磨いただけで事足りた。
さて、パイオニアS-101のエッジはオリジナルが劣化しやすいものだけに、当然ファンテックさんに交換用の品が用意されている。
しかしながら、その値は今般のスピーカー本体の入手価格より高く、バランス的に何となく気持ちに引っ掛かるため代替品を探したところ、Amazonにて次の画像の一品を見つけることができた。
これならサイズ的に現物と照らして問題なく使えると思うが、同じブランドに微妙にサイズの異なる製品もあり、こちらはロールがコーンにかかってしまう恐れが大きいため購入は見合わせた。
海外からの発送品ゆえ到着まで少々時間を要したものの本日無事手元に届いたので、明日以降、時間を見つけて張り替え作業を実施しようと思う。