蓼科高原日記

音楽・本・映画・釣り竿・オーディオ/デジタル機器、そしてもちろん自然に囲まれた、ささやかな山暮らしの日常

満開の躑躅・真空管6J1の昇天

予報によると、明日はまた雨となるようだ。

 

今日も既に怪しげな空模様になっているが、降りそうな気配はないので昼過ぎに辺りを歩いた。

 

すると目に飛び込んできたのが、あざやかな赤。

 

ここで最も華やいだ色を見せる躑躅が満開となっていた。

 

20210603-満開の躑躅

 

それに気持ちを弾まされたのか、自然と歩調が早くなり、ふと気づくと少々汗ばんでいた。

 

とは言っても、服はまだ長袖、それに朝晩には上着が要る。

 

実際、半袖で終日過ごせるのはほぼ八月だけだ。

 

 

 

家に戻り、いい気分で次は音楽――とプリアンプの電源を入れたところ、真空管6J1の一つが点灯せず、もう一方も外してみると底部にヒビが入っていた。

 

元々正常に機能した球だし、一昨日、ロシア製6J1P-EVと挿し替えた後も問題なかったのだけれど……

 

先月に続き、球は別ながら二度目の破損、奇しくも前回は山桜の咲いた時である。

 

lifeintateshina.hatenablog.com

 

数種類の真空管を、月に一度ずつローテーションをかけながら使っていくつもりだったのだが、もし、挿し替えが球に負担をかけ、これが原因で破損に至ったのであれば再考すべきかもしれない。

 

 

 

 


代替球については取り敢えず措き、手持ちのGE製5654を挿して次のアルバムを聴いた。

 

この球の音は、実に色彩豊かだ。

 

Kenny Burrel, etc.「Jazzmen Detroit」
01. Afternoon in Paris
02. You Turned the Tables on Me
03. Apothegm
04. Your Host
05. Cotton Tail
06. Tom's Thumb

 

20210603-Jazzmen Detroit

 

 

紀州へら竿のブログへ「竹虎(魚心観) 甲子 16.1尺 口巻 漆握り」を上げた。

 

charmedbybamboorod.blogspot.com