相変わらず寒さが続いている。
昨日の朝は遂に氷点下15℃を割り込み、窓ガラスには早くもフロストフラワー(霜の花)が咲いた。
昨夜も雪が降り、また10cmほど加算して既に50cm近く積もっているだろう。
既に辺りは白一色、気温の低いことと相俟って、とてもこれから新年を迎える感じではなく、一月下旬、大寒の頃の風情である。
それでも今朝はかなり暖かく感じたのだが、玄関のドアを開けてその前の柱に掛けた寒暖計を見ると-8℃。
どうも寒暖の感覚がおかしくなってきたようだ。
実際、年末年始の家籠り(といってもいつも似たようなものなのだけれど……)のための食料品調達へ出ようと車のキーを回したところ、二回空振りとなり、長く引き延ばした三回目に漸くエンジンが始動した。
気温の底が深まっていることに加え、日中も上がらない状態が数日続いたためだろう。
念のためバッテリーの点検および必要なら交換をしてもらおうと行きつけのタイヤショップへ打診したところ、点検はできる一方、バッテリーは年明けまで在庫を切っているため交換はできない――との返答だったため、様子見に切り替えた。
市街地へ下りて無事買い物を済ませ、家に戻ると、ほとんどこの時季しか買うことのないポテトチップスの袋は、例によってパンパンに膨らんでいた。
標高700mほどに位置する店舗ではごく普通の姿をしているように思うが、製造時に充填気体の量は調整されているのだろうか?
ネットを眺めている際、カナダでマイナス50℃を記録したとのニュースを目にした。
その寒さは想像すら難しい。