4日前に炬燵を出して以降、寒い日が続いている。
例年、車の冬タイヤへの交換は、11月上旬の法定点検の際、ついでにしてもらうことにしており、これでまず問題なかったのだが、今年はこの寒さでもし天気が崩れたら――と少々懸念していた。
もちろん、万一に備えて金属チェーンは備えてはいるものの、シーズン初めにこれを巻いて走るのは、できれば避けたいのが人情というものだろう。
そんな中で来たした昨日の降水は、幸い雨に留まり、ほッと胸を撫で下ろしたのだが、今日の午後、辺りを歩いて来ようと外へ出たところ、白く装った蓼科山の姿が目に入った。
雪か、それとも霜か、と微妙な様子だったけれど、途中で出会った人の話によると、今朝方はもっと真っ白で、恐らく雪であろうということである。
今日も寒さは続いており、最低気温こそわずかに氷点を下回った程度の一方、日中も5℃に届かなかった。
ただ、予報によると、週明けからはまた暖かくなるらしい。
この時季、木の葉の色づき具合を測る一つの指標としている紅葉は、今一つ冴えない表情を見せている。
夏場の日照不足が、やはり少なからず祟っているようだ。