蓼科高原日記

音楽・本・映画・釣り竿・オーディオ/デジタル機器、そしてもちろん自然に囲まれた、ささやかな山暮らしの日常

雪害

昨日の雨はやがて霙から雪へと変わり、夕方には木々がうっすらと白くなった。

 

今朝起きた時には薄日が差しており、その化粧は既に落とされていたものの、天気の回復は十分でなく、午後にはまた、今度ははじめから雪が降り出し、再び白い景色へ逆戻りである。

 

当然、気温は上がらなかったが、冬本番の頃に比べれば何ということもない。

 

しかし、かなり暖かい日がしばらく続き、身体がそのありがたみを享受してしまったせいか、今般の寒さは結構応える。

 

本格的な春の到来は、やはりまだまだ先らしい。

 


先般以下の記事において、屋根からの落雪で下のヴェランダの手すりを破壊された建物のことをちょっと書いた。

 

lifeintateshina.hatenablog.com

 

雪の静的な重みで屋根を潰された例はさすがに見たことはないけれど、一階からも屋根の張り出している凝った造りの二階家で、その上階の屋根から落ちた雪で下のものがやられてしまったのは目にしたことがある。

 


これらは雪による直接的な害だが、次の画像も、その元凶は大雪に求めるべきだろう。

 

20220319-雪害

 

実際、例年の冬にはほとんど鹿など現れず、樹木のこのような痛々しい姿を見ることもないのである。

 

木は、幹の皮をぐるりと一周剥がされると枯死してしまう――と聞いたことがあるが、本当かどうか。