蓼科高原日記

音楽・本・映画・釣り竿・オーディオ/デジタル機器、そしてもちろん自然に囲まれた、ささやかな山暮らしの日常

屋根からの雪崩

この冬は、昨年末に湿った雪が降った後、ずっと低温と多雪の傾向が続いたため、屋根の上に積もった雪がなかなか落ちなかったのだが、日が長くなったのに加え、ここ数日気温が緩んだこともあって、昨日から今日にかけて漸く、しかし一気に雪崩れ落ちた。

 

20220127-屋根からの雪崩

 

去年の今頃も同じ記事を書いたような記憶があったので見直したところ、その通りで、掲載した画像は次のものだった。

 

20220127-屋根から落ち溜まった雪

 

これと見比べて頂けば、今冬の雪の状況はお分かり頂けるに違いない。

 


冬場に家のこの側を通ることはほとんどないし、また、雪崩れる前にはそれとわかる予兆があるので、これまでに危険を実感したことはないものの、この冬の落雪をまともに頭上に浴びたら、まず無事では済まないだろう。

 


また、落ちた雪はそのままでは斜めに溜まるため、そこへ更なる落雪があると、既存の斜面を滑って給湯機を直撃してしまうという害がある。

 

これはここへ住み始めて最初の冬に経験し、その後は雪が下にある程度溜まったら均すことで予防している。

 

一枚目の画像で、給湯機は見えずすっかり雪に埋まっているようだが、何とか吸排気口は確保済みだ。

 


もう一つ、屋内のリビングと和室を仕切る襖の鴨居が二間(けん)にわたることもあり、屋根の積雪が多いと上からの圧力でそこが撓むらしく、襖の開閉が完全にはいかなくなる。

 

もっとも、現在この和室が主な居住スペースとなっており、リビングに設置したファンヒーターからの暖気が流れ込むよう基本的には開けておくので、大した問題ではないのだけれど、困ると言えば困る点である。