今朝未明、激しい雨の音に眠りを妨げられた。
音の大きさに加え、かなり硬く鋭い響きだったので、霰も交じっていたのかもしれない。
今朝起きた時には既に上がっていたが、変わって耳を打ったのは風の咆哮。
まだ空に残っていた黒雲もこれに吹き払われ、やがて青空が広がり気温も上昇したが、風は終日吹き荒れた。
南から吹き来る生温い風だったことを考えると、春一番と言えるかもしれない。
さて、こうなると懸念されるのは玄関から道路へ上がるアプローチの状態である。
例年、この時季になると、熱が地面にだいぶ蓄積されるらしく、積もった雪が上からだけではなく下からも融け、歩くとあたかも底が抜けたように沈み込むことが多い。
これの酷いものに下手に出くわすと、上に残った脚の膝を傷める恐れがあることから、その防止を心掛けている。
昨日も既にそんな状況だったので、一通り腐った雪を脚で踏み崩し、踏み固めたのだが、何分今冬は積雪が多く、その捨て場がなくなりこれまで十分に掻き除けられなかったため、通路上の雪がいつも以上に多い。
そこへ今日また冒頭に書いた雨、さらに続いての陽射しと気温上昇と来たのだから一溜まりもない。
実際、試しに歩いてみたところ、一足踏み出すごとに雪を踏み抜いてしまう状況だったことから、そのように一旦踏み崩した腐れ雪を、今日はシャベルで取り除けた。
まだ雪は残っているものの、これでもう大きく沈み込むことはないだろう。
もっとも、この先の予報を見ると、ぽつぽつと雪マークが出ているので、すっかり安心するのは早そうだ。