ダイソーでまた、「もちレンジ」(税込み110円)なる商品を購入した。
名称からお分かりの通り、これは電子レンジで餅を調理する器具で、簡単に搗きたてに近い状態にすることができるらしい。
先の「パスタ調理器」で失敗しているので、その轍を踏まぬよう、今回は調理に要する時間にしっかり目を向け、500Wのレンジで約1分ということを確認した上で手にした。
使い方は至極簡単、餅一つと指定の線までの水を入れ、電子レンジで加熱した後、湯切りするだけである。
ただ、実際に指定通り調理してみたところ、当方のレンジ(500W)では片面に硬さが残り、ひっくり返してさらに20秒ほどの加熱を要する。
出来栄えは確かに搗きたてのようだが、さすがに若干水っぽくなるのは避けられず、特に加熱時間が長過ぎるとべしゃべしゃした感じになってしまうので、レンジに応じた最適解を見つけた方がよいだろう。
もっとも、これらは鍋で煮る場合も変わりはない。
と、ここまできてふと思ったのだけれど、別段この器具を使わずとも、電子レンジ対応の容器に餅と水を入れて加熱すれば、同じようにできるかもしれない。
ともあれ、手軽に餅を食するには便利だし、価格も手頃なので、一つあってもいいだろう。
この「もちレンジ」を今般買ったのは、先日スーパーで「丸美屋 おもち亭 おもちとからめてずんだもちの素」なるものを見つけたことが大きい。
老婆心ながら一言すれば、「ずんだ」とは枝豆またはそら豆をすり潰して緑色のペースト状にしたもので、主に東北地方で小豆の餡のように餅などと併せて食される。
これを乾燥させ粉末化した、上の「ずんだもちの素」をお湯で溶いて餅に絡めれば、簡単にずんだ餅ができるというわけである。
こちらも早速作ってみたが、こってりした小豆餡のあまり好きではない自分でも、その色合いの爽やかさもあってか、ずんだ餅は違和感なく口にすることができる。
お茶請けやデザートとして目にすることが多くなりそうだ。