久しぶりに日が差した。
と言っても、青い空から明るく降り注いだのは早朝のごく一時で、間もなくまた雲が全天を覆い、以後は折に触れてその薄い所を透かしてくるだけ。
それでも光があるのとないのとでは気分が大きく違う。
夜間には10℃を割り込んでいた気温が15℃辺りまでしか下がらなくなったこともあり、熱が籠って日中はかなり蒸し暑く、日が翳ればひんやりしたこれまでとは異なり、さらに風が吹いて空気が動かないとその感はなくなっている。
家の周りの草も大分伸び、雨の降った後に歩くと脚部がかなり濡れてしまう。
しかし、今刈ると夏の終わりにもう一度繰り返す必要があるので、もうしばらくこのままやり過ごし、例年通り梅雨が明けたらにするつもりだ。
先にも書いたが、虫の活動が非常に慌ただしくなり、窓を開ける度に屋内へ飛び込んで来る。
そしてすぐ、逆に外へ出ようともがくのだが、また開けてやっても、視野の狭さからひたすらガラスにぶつかるだけだ。
昨日などは、喧しい唸りを発する大きな蠅が窓際にいたので引き開けたところ、ちょうどその瞬間、サッシとレールの間に入り込んで昇天あそばしてしまった。
何を考えているのやら、全く理解に苦しむ。
「J. R. Monterose」
01.Wee-Jay
02.The Third
03.Bobbie Pin
04.Marc V
05.Ka-Link
06.Beauteous
Jimmy Smith「The Sermon」
01.The Sermon
02.J.O.S.
03.Flamingo
