2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧
小松左京と言えば、改めて説明することもなく、星新一、筒井康隆とともに日本SF界の御三家と称される巨星である。同時にまた、「霧が晴れた時」という自選恐怖小説集のあることなどからも窺われる通り、単にSFに限らず広い範囲に亙る文筆作品、さらにはラジ…
ちょっとした必要があって、古いASUS製ラップトップPC(EPC1215B)の電源を久しぶりに入れたところ、画面が真っ黒なままOS(Windows7)が起動しなかった。インジケータを確認すると、電源およびwifi/bluetoothのものは点っているので…
昨日までの三日間、ぐずついた天気が続いて気温が上がらず、早くも長袖の上にセーターを重ねて過ごした。特に昨夜はぐッと冷えたように感じたが、それもそのはず、今朝確認したところ、未明には10℃まで下がっていた…
『「雨の木」を聴く女たち』(大江健三郎、著)は、1980(昭和55)年から1982(昭和57)年にかけて、文學界および新潮に発表された次の五作からなる連作短編集である。・頭のいい「雨の木」・「雨の木」を聴く女たち・「雨の木」の首吊り男・さかさまに立つ「雨の…
当方の敷地は別荘地内の一区画で、1,000㎡を超える面積がある。と言っても、傾斜地のため、平坦な部分は家の建っている部分とその周り、および玄関前の八畳ほどの「庭」だけだ。10年ほど前だったろうか、その庭に小さな木が生えた…
今日も午後に散歩へ出た。空は大部分雲に覆われてはいたものの、それほど厚いものではなく、却って陽射しが遮られて好都合―といった気分で、先日雨で抉られてしまった林へ入る道を辿ってみると、きれいに補修されていた…
全13巻からなる、朋文堂「世界山岳全集」の第6巻には、成功裡に終わった登山の記録が二編収録されている。そして、両編とも、それぞれの登山隊を率いた隊長によって書かれたという点でも共通している。一つはサー・ジョン・ハントの「エベレスト登頂」、もう…
昨夜、7時頃から三時間ほどの間に100mm強の雨が降った。確かにその時は大きな雨音が聞こえたものの、この時季にはよくあることだし、それほど長時間続いたわけでもないので特に気にしなかったのだが、今日、散歩へ出た際、その爪痕を目にすることとなった…