蓼科高原日記

音楽・本・映画・釣り竿・オーディオ/デジタル機器、そしてもちろん自然に囲まれた、ささやかな山暮らしの日常

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

水道の水漏れとシールテープ

炬燵を出した日に、寝室を北側の洋室から南向きの和室に替えた。洋室には本格的な暖房装置がなく、それのあるリビング(LDK)からも離れているため、冬季は寒さで眠れないのに対し、和室の方は、こちらも暖房器具を設置していないのは同様なものの、リビングに…

蓼科山の初冠雪・紅葉の色づき

4日前に炬燵を出して以降、寒い日が続いている。例年、車の冬タイヤへの交換は、11月上旬の法定点検の際、ついでにしてもらうことにしており、これでまず問題なかったのだが、今年はこの寒さでもし天気が崩れたら―と少々懸念していた。もちろん、万一に備え…

二見書房 釣魚名著シリーズ 釣りのうたげ 室生朝子(著)

「釣魚名著シリーズ」は、1970年代の半ばから80年代にかけて二見書房が刊行した、釣りにまつわる文章をあつめた叢書である。同出版社には、他に「山岳名著シリーズ」「海外山岳名著シリーズ」などもあるが、この内の前者がどうやら嚆矢らしい。漁師以外のプ…

気温の急降下・炬燵開き

予報通り昨夜から気温が下がり、今朝は5℃を割り込んだ。しかし、例年ならこれくらいの冷え込みは当然ということもあり、漸くこの時季らしくなったと却って安心である。起床時の室温は14℃。午後には天気が回復して日も差したものの、外気温はほとんど上がらな…

スピーカー ALR Jordan Entry S

また1機種、スピーカーが増えた。ALR Jordanの「Entry S」である。この小型――超小型と言ってもよいかもしれない――スピーカーに対しては、以前から興味があり、オークションをはじめとする中古市場は定期的に眺めてきたのだけれど、それなりの値で出た時に限…

暖かな秋

もうほぼ二週間、この時季にしてはかなり暖かな状態が続いている。夏の間、ずっと雲に遮られていた日照が、ここへきてその鬱憤を晴らすかのように青い空から降り注いでいるのがその最大の原因だが、もう一つ、日中に反して夜間に雲の広がることも大きいよう…

裳華房 初等量子力学 原島鮮(著)

原島鮮(著)「初等量子力学 」については、量子力学の入門書として名著の誉れ高い一冊であることは前々から承知していた。しかし、既に書棚に並んではいるものの熟読には至っていない同分野に関する書籍も何冊かあるため、これまで手にすることはなかったのだ…

やし酒飲み エイモス・チュツオーラ

「やし酒飲み」は、ナイジェリアの作家エイモス・チュツオーラの処女作にて、「アフリカの神話や民話が持つ奔放なイメージと生命力を見事に開花させた本書が発表されるや、ヨーロッパ文学界で絶賛を浴びた」というキャッチコピーに惹かれ、晶文社版を古書と…

唇にオロナイン?

注意―本稿は、個人的な実体験をあくまで一例としてご紹介するもので、記述した内容をお勧めする意図は全くなく、仮にそれを実行されて何らかの問題が生じたとしても、当方ではその責を負えないことを予めお断りしておく。2ヶ月ほど前、特にはっきりした契機…

世界ノンフィクション全集11 タイタニック号の最期、アルプスの悲劇、他3編

同全集の前第10巻に続き、海と山での遭難記が収録されている。それらのタイトルおよび著者は次の通り。・タイタニック号の最期 ウォルター・ロード ・アルプスの悲劇 シャルル・ゴス ・剣沢に逝ける人々 東大山の会 ・松尾峠の思い出 槇有恒 ・太平洋漂流四…

秋の日は釣瓶(つるべ)落とし―の意味

ここ数日、秋らしい澄んだ青空が広がっている。その大気に洗われたかのように、木々も大分落ち着いた色合いになってきた。先月までの雲の多い、場合によっては雨模様の空の下ではあまり感じなかったのだが、今のように晴れた明るい夕方は、しばらく机に向か…