去る土曜日の午後、雨がざッと降って気温が一気に下がった。
以後ずっと雲が空を覆っていたものの、今日漸くその隙間から青空が覗いて陽射しがこぼれた。
この間はやはり気温が上がらず、日曜日に長袖に戻しただけでは不足で、月曜日からは上着を重ねてきた。
例年なら梅雨寒といったところだろうけれど、今年は既に明けてしまっているので、少々そぐわない。
もっとも、時季からすれば不自然でもなさそうだ。
今日は四日ぶりに気温が20℃を超え、これまでの雨を含んだ地面や樹木からの蒸発した水気により、一転して蒸し暑い。
明日は七夕、日中は晴れるようだが、夕方以降は雷雨の予報となっている。
しかし、雨になるのが当然――と長年考え慣れてきたので、空模様を気にすること自体、久しくなかったように思う。