ここ数日、また寒くなっている。
特に今朝方は氷点を割り込み、日中もほんの一時7℃まで上がっただけで、ほとんど6℃より下で推移した。
暦からすると既にそう呼ぶのは遅いのだろうけれど、漸く山桜が開いたこの辺りでは、正に花冷えである。
先にも書いたことだが、真冬の寒さに比べればどうということもないのに、一旦暖かくなりそれに慣れた身には酷く堪える。
もっともこれは、身体的感覚より、心理的に影響されている部分の方が大きいのかもしれない。
今日、先日のファンヒーターに続いてストーブの灯油も切れ、本来なら時季的にもう一度給油しようかどうしようかと悩むところだが、予報を見ると明後日の朝までは冷え込みが残るようなので、躊躇なくタンクを満たした。
日暮れを迎えた今、空は西の一部に青い色を残して灰色の雲に覆われつつある。
陽射しがあるだけ、却って対照により見る者を暗澹たる気分にさせる。