雨が止んだ代わりに風が荒れ出した。
それとともに気温も急降下し、今朝起きた時には一週間ぶりに室温が10℃を割り込み、8℃台まで落ちていた。
この数値は今春初めて暖房を使わなかった日と同じだけれど、外気温はほとんど氷点に近く、日は差していたにもかかわらず、雪までどこからか強風に運ばれて来ていたため、先日購入したストーブに火を入れた。
もっともこれには、燃焼室で空気に触れている灯油が長く使わずに劣化するのを防ごうとの意図も大きかった。
平地では花冷えというところだろうが、この辺りの桜はもう少し先、そう呼ぶのは適当ではないだろう。
熊笹は雪の頸木から大方開放されたが、さすがに一冬の圧迫から立ち直るには時間を要するようで、アプローチに覆いかかって歩き難いことこの上ないため、その妨げだけは除くべく簡単に刈った。
今回は少々同情の念を覚えたものの、間もなく傍若無人の蔓延り方に変わってひたすら憎々しくなる。
それを成敗する夏の本格的草刈りの時期も、あッと言う間に訪れそうだ。