今朝起きた時、室温は8℃台を保っていた。
まだ知覚は眠ったままなのか、これくらいの気温だと寒くない。
もちろん時間とともに覚醒して寒さを覚え始めるのだけれど、今朝の場合、既に外気温は10℃を越えており、陽射しを遮る雲も空には見えなかったことから、時間とともにさらに暖かくなるだろうと踏んで暖房は入れなかった。
この判断は正解で、日中の最高気温は17℃を上回り、室温も15℃台に達したため、上着を一枚減らして丁度良い体感だった。
外にはまだ雪は残っているものの、それに押さえつけられていたアプローチ脇の熊笹もだいぶ頭を覗かせて来た。
蓼科山も同様、一部に雪を残し、緑の萌え出すには早いので、依然として寂しい姿を見せているものの、ほんのり霞んだような空の色合いはやはり冬とは異なる春のものだ。
陽が沈んでも気温の低下はゆるやかなので、今日はこのまま終日暖房を使わずに過ごせそうだ。
去年もそんな日をここに記録したように思って見直したら、5月6日だった。
それに比べて今年は一月早いわけだが、無論、暖房器具を片付けるのは速断、ファンヒーターやストーブに活躍してもらう機会は今後まだまだあるだろう。