蓼科高原日記

音楽・本・映画・釣り竿・オーディオ/デジタル機器、そしてもちろん自然に囲まれた、ささやかな山暮らしの日常

石油ストーブ仕舞い

一昨日は終日外気温が10℃未満で推移し、室温も徐々に下がって肌寒さを感じたため、夜に一度ストーブを使った。

 

が、さすがにこの時季になると暖まり方は早く、一時間ほど燃焼させただけで十分だった。

 

そして昨日今日は順調に気温が上がり、この先の予報を見ても大きな冷え込みはなさそうなので、ほぼ一月前のファンヒーターに続いてストーブも仕舞うことにした。

 

lifeintateshina.hatenablog.com

 

 

その前に灯油の処置――と、まずは給油タンクを抜き取って中の灯油をポリタンクへ移し、次いで本体内部の固定タンクに残った分を抜き取ろうと、先にダイソーで購入したジャンボスポイトを持ち出したのはいいが、フィルターの付いたキャップ(オイルピンと呼ぶらしい)がタンクの口を塞いでいる。

 

20220523-石油ストーブ

 

ファンヒーターも同じではあるものの、こちらのオイルピンが単に置かれているだけなのに対し、今般のストーブでは、端に金具が若干掛かっているように見えるので、念のため取扱説明書を開いたところ、当該のメンテナンスの仕方として、「燃焼筒を取り外し、芯調節つまみを抜き、キャビネットの左右側面の止めねじ4本と……(中略)……金具を押し下げながらオイルピンをはずし……(後略)」などと書かれている。

 

これを目にして一気に実施が嫌になってしまったのだが、毎年必須ともいえる処置にこんな手間暇を要することはないはず。

 

そこで改めて内部を上から覗いてみると、直接金具を押し下げてオイルピンを外せそうである。

 

ただ、スペース的に、両腕を突っ込み片手で金具を押さえ、もう一方の手でオイルピンを――とはいかないため、片腕だけ入れ、片手の指を使って試行した結果、無事外すことができた。

 

ここまで来れば、あとはスポイトで固定タンク内の灯油を吸い上げるだけで、その後の仕舞いは滞りなく済んだ。

 


これでまた一歩、季節が進んだ感じだ。