月曜日の雨の後、気温がぐッと下がった。
その降水と気温低下が重なる時間帯があったのだろう、昨日火曜日の朝にも、また蓼科山の白くなった姿が見られた。
日が沈むと気温はさらに下降し、氷点下4℃台を推移したため、この冬初めて凍結防止帯を使用。
深更には夜具を通してその寒さが忍び込み、辛うじて入り落ちていた浅い眠りからも何度か覚まされた。
そして今朝、カーテンを開けると、家の周りもうっすらと雪化粧していた。
学術的には、地面の半分以上が雪または霰に覆われた状態を積雪というようなので、アスファルト路面まで含めると、今回がそう呼べるかどうか微妙な状況だが、ともかく本格的な冬の到来であることは間違いない。
日中も気温は上がらず、ごく近所に設置された気象計のデータによると、今日の最高気温は13時40分に記録された0℃。
こちらも、最高気温が0℃未満の日――という真冬日の定義には合致しないけれども、雪を含んだ冷たい風も強く吹いて、体感的には冬本番である。
風景から受ける視覚的印象も、これに大きく与っていた。
かてて加えて、日の入り時刻も既に最も早い域に達していることも、心理に多大な作用を及ぼしているように思う。