これまでにも何度か経験している腰痛がまた出始めた。
さほど酷いものではなく、時折、姿勢や動作によりピキッとした痛みが走るだけなのだが、やはり気になる。
もっとも私の場合、この手の腰痛の原因ははっきりしており、それすなわち歩行不足だ。
当ブログの記事をご参照頂けばお分かりのことと思うが、現在はそれなりに辺りを歩き回っているのだが、ここへ移り住んだ当初は、都市部にいた頃より歩くことが減り、今回より重い症状が出たこともある。
当地へ来た理由の一つに、冬場思う存分スキーをしたかったことがあり、実際初めの何年かはシーズン券を購入して滑っていた。
従って運動不足はないはずなのに、こんなことになるとは――と不思議に思ったものだ。
その教訓を生かし、以後、意識的に歩くようにはしているのだが、取り組んで佳境に入ったことがあったり天候が悪かったりすると、やはり外へ出るのが億劫になりがちだ。
今回の場合は後者が当てはまり、この春はぐずついた空模様の日が多く、知ら知らずの内に腰回りの筋肉が弱まってしまったらしい。
もっともこれには、あまり認めたくはないのだけれど、加齢による衰えもやはりあるのだろう。
このように書いて来ればこれもまたご想像頂ける通り、腰痛への対処法も明らかで、歩けばいいだけである。
しかし、仮に歩くのに痛みを伴うような事態に陥ったら、問題は深刻なわけで、そうならないよう、十分注意したいと思う。
具体的には、少しでも違和感が出たら歩く量を増やせ――だ。