蓼科高原日記

音楽・本・映画・釣り竿・オーディオ/デジタル機器、そしてもちろん自然に囲まれた、ささやかな山暮らしの日常

寒中の暖日

今日は非常に暖かかった。

 

「非常に」というより、「異様に」という方が適切かもしれない。

 

夜の明けないうちはそれでも氷点下3-4℃を推移していた(これでも高いことには違いない)が、日が昇るとともに気温もそれにつれて上昇し、正午には7℃近くとなった。

 

この陽気に誘われたのだろうか、バルコニー前の木の枝が変な揺れ方をしたので、もしやと思って目を凝らすと、栗鼠が渡っていた。

 

木の上の栗鼠に気付くのはいつもこの形、ちょうど、釣りにおいて浮子に現れた魚信を捉えるのと同じだ。

 

これまでこの時季に栗鼠の姿を見かけたことはないので、てっきり冬眠するものと思っていたのだが、調べてみるとしないものもいるようだ。

 

と言っても、他の季節、特に秋のようには活動しないのだろう。

 


今冬は、まずまず平年並みの積雪量といったところだ。

 

一度にどかッと降ってはいないものの、何度かの降雪があり、屋根の上にも現在30cmほど積もっている。

 

従来なら、建物内部の暖気で雪崩落ちているはずだけれど、この冬は炬燵を使って室温を低く抑えているためだろう、まだ一度も落ちていない。

 

屋根の雪

 

もう長いこと屋根に載っているので、それとの接触部分は完全に氷と化しているはず。

従って、いつも以上に落雪を蒙らないよう注意が必要だ。

 

時折この辺で見かける、屋根やボンネットが凹んだり傷ついたりした車は、この災厄を受けたものが多いと思う。

 


今日ほどではないにせよ、この先しばらくも暖かい日が続くと予報は言っている。

 

過ごしやすいのはありがたいが、寒さが戻った時の路面状況が思いやられる。

 

 

 

 


「ハード・バップの誕生した夜」と称される、歴史的ライブを収録した二枚のアルバムを聴いた。

 

Art Blakey「A Night At Birdland」

 

Vol.1
01. Annoucement By Pee Wee Marquette
02. Split Kick
03. Once In A While
04. Quicksilver
05. A Night In Tunisia
06. Meyreh
07. Wee-Dot [Alternate Take]
08. Blues (Improvisation)

 

A Night At Birdland Vol1

 

Vol.2
01. Wee-Do
02. If I Had You
03. Quicksilver [Alternate Take]
04. Now's The Time
05. Confirmation
06. The Way You Look Tonight
07. Lou's Blues

 

A Night At Birdland Vol2