蓼科高原日記

音楽・本・映画・釣り竿・オーディオ/デジタル機器、そしてもちろん自然に囲まれた、ささやかな山暮らしの日常

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

Pioneer(パイオニア) S-101―機能確認とクリーニング

今般また新たに入手したスピーカー、Pioneer(パイオニア) S-101は、外観上目立つ汚れや傷は見当たらない一方、肝心の機能については「音が出るか否か不明」という状態だったので、先ずはその確認である。そこで既存システム内の一つのアンプと接続して小音量…

時刻表いろいろ―JR(交通新聞社)版

その名称、およびみどりの窓口に常備されているという事実から、いわゆる「JR時刻表」が公式時刻表だとこれまで思っていた。現在は実際その通りなのだが、この状況になったのは1987(昭和62)年に実施された国鉄の分割民営化以後のことで、それまでは先に取り…

スピーカー Pioneer(パイオニア) S-101―機種選定から入手まで

手元のスピーカーについて、ウーファーユニットの公称径を小さいものから順に列挙してみると、11(cm台、以下同), 13, 16, 22, 25, 27, 31となる。これを眺めると、全体的にはいい感じ(?)の間隔で並んでいる中、16と22の間に跳躍の見られることが以前から少々…

アメリカ鉄道3万マイル テリー・ピンデル(著)

「アメリカ鉄道3万マイル(原題:Making Tracks)」のプロローグには次の言葉が記されている。旅に出た当初は、自分でも何を探しているのかわかっていなかった ただ…(中略)…鉄道の路線をたどることで私の中の過去と現代が、歴史の項目と新聞の見出しが、精神と…

時刻表いろいろ―JTB(日本交通公社)版

鉄道の黎明期から近年に至るまで、ある程度の連続性をもってその栄枯盛衰を辿れるよう、時代ごとの時刻表を手元に置きたい―と考えて手頃な価格で中古市場に出てきたものをぽつぽつと購入し始めたことは既述した通りである。その鉄道時刻表については、JTB(日…

東洋史通論 (創元社)

先に取り上げた「日本史通論」「西洋史通論」に続き、創元社は「東洋史通論」を出版した。各タイトルから、これらをもって全世界通史を世に送ろうとの意図を顕示したかったのだろうことがわかる。ここで「意図があったのだろう」ではなく、上のように捻くれ…

トリオ(TRIO) KA-5300―その後

先に以下の記事において、トリオ(TRIO)のプリメインアンプKA-5300を水洗いして出力の不安定さはなくなったものの、バランスつまみ操作におけるガリが若干残り、これが気掛かりだ―と記したが、その懸念が現実のものとなってしまった。他の機能がほぼ正常に機…

ベランダの塗装―床

ベランダの床の塗装を二日に亘り行った。作業前には、昨秋に散り降ってベランダの所々に溜まっていた落葉松の葉をさッと掃き除け、続いて直ぐにニス塗りを―と考えていたのだが、ただ床に載っているだけの葉は確かに箒で一掃きすれば済んだものの、板と板との…

Introductory Real Analysis(A.N.Kolmogorov, S.V.Fomin著)

旧ソ連の碩学コルモゴロフ(A.N.Kolmogorov)の名を知ったのは、数学科の学生時代に確率論を受講し、その実学的有用性と重要性は十分に承知しながら、数学的地盤の軟弱さに対するフラストレーションに苛まれてこれを解消したいと思っていた時に教示された、公…