蓼科高原日記

音楽・本・映画・釣り竿・オーディオ/デジタル機器、そしてもちろん自然に囲まれた、ささやかな山暮らしの日常

粧いから眠りへ

例年に比べ、この時季にしては気温の高い状態が相変わらず続いてはいるものの、日中も10℃を超えることはほとんどなくなり、夜間には0℃近くまで下がって時折氷点も割り込むようになってきた。

 

山の様子も、秋の粧いを仕舞い、冬の眠りの用意を始めたように見える。

 

 

同じもみじであっても、のんびり屋と気の早いものとがいるようで、今年の流行色だった黄を依然として艶やかに纏っている一方には、地味な枯色に着替えた姿。

 

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しかしあと半月もすれば山はしんと静まり、もしかしたら雪の衾を被っているかもしれない。