昨日は雨の音で明けた。
日中はまだそれまでの暖気が残って6℃ほどあったものの、午後二時頃から急激に低下し、日の沈む前に氷点下に転じて、そのまま-6℃くらいまで落ち込んだ。
これに伴い、雨は雪へと変わり、夜に入ると風もまた吹き出して終夜その音を聞かされることに。
今朝、気象計のデータを確認したところ、未明に打った最低気温は氷点下11℃台。
それなりに気温が下がるということは予報も言っていたが、それ以上の厳しい冷え込みとなった。
しかし、今日は空にほとんど雲の見えない快晴、日が上るに従い気温も大きく上昇し、外を歩くと汗ばむくらい、薪ストーブの焔を不要と感じるほど暖かかった。
実際の気温は3℃に届かなかったものの、やはり陽射しがかなり強くなってきており、昨夜辺りを覆った雪は一気に姿を消し、山もだいぶ地肌を見せ始めている。
考えてみれば今日は桃の節句、ここでその色を目にするのはまだずっと先のことながら、夕暮れの空の色に、どことなく温もりを感じるのは、決して気のせいではあるまい。
アースキン・コールドウェルの短編集を新潮文庫で読んだ。
この作家のものを読むのは初めてかもしれないが、以前観た映画「タバコ・ロード」の原作者であることを知った。
コールドウェルの原作からジャック・カークランドが戯曲化し、それをジョン・フォードが撮ったこの映画は、おふざけが過ぎており、正直かなり食傷させられたことを覚えている。
ただ、今回接した短篇の印象からすると、「タバコ・ロード」も、原作はより落ち着いた色合いを具えたものではないだろうか。
こちらを改めて読んでみたいと思う。
Red Garland「Bright & Breezy」
01. On Green Dolphin Street
02. I Ain't Got Nobody
03. You'll Never Know
04. Blues in the Closet
05. What's New
06. Lil' Darlin'
07. What Is There to Say?
08. So Sorry Please
Dizzy Gillespie「Sonny Side Up」
01. On the Sunny Side of the Street
02. The Eternal Triangle
03. After Hours
04. I Know That You Know