今般ネットで購入したJBL Control 1Xtremeについては、その商品ページに「音出し確認済み」と記載されてはいたものの、果たして各ユニットからバランスよい出音が得られているのだろうか――といった懸念は皆無ではなかったため、先ずその確認から実施した。
はじめにアンプへ接続し、ごく小音量で音楽を再生してみたところでは、特に問題はなさそうである。
続いて、これまでも何度か使わせて頂いているネット上の簡易音生成器により、ウーファー・ツイーターそれぞれのカバーする帯域に属する音を出してみた(ユニットを傷めないよう、音量を十分抑えて)が、こちらも音質・音量とも正常であることが判明し、一番の懸念は払拭された。
そこで次はクリーニングである。
SONY SS-G333ESなどに比べれば新しい機種とは言え、このControl 1Xtremeも発売から既に20年ほど経過しており、しかも小型計量ゆえ設置もあれこれと変えられて来たのだろう、傷や汚れの少なくない状態だった。
手間暇と場合によっては費用の掛かる傷のリペアは一先ず措き、取り敢えずクリーニングを――とこれを始めたのはいいが、プラ製エンクロージャーにはあちこちにスリットが刻まれており、そこに埃れが付着しているため、それを綿棒や爪楊枝で取り除いて一通り仕上げるにはかなり苦労した。
それでも何とか全体的にくすみはなくなったので、最後にターミナル(端子)へ接点復活剤を噴射し、綿棒で磨いた上、余分な剤をまた綿棒でしっかり拭き取ってクリーニングを終えた。
上に書いた通り、傷は当面気にしないつもりだったのだが、本体の周囲に嵌め込む形のメッシュグリル(ネット部は金属製)の片方が緩く、これだけは何とかしておきたいと考え、接合部の二隅に、ビニールテープを5cmほど、幅半分に切って貼ってみたところ、いい感じになった。
さて、張り替えに使用するエッジだが、ファンテックさんのページを参照すると、Control 1Xtreme用のものも掲載されている。
価格も決して高くはないものの、ご本尊自体に支払った金額に対比するとやはり割高感が否めなかったので、一応、代替品はないものかと探してみた。
現物にプラスティック製の定規を当てて実測したところでは、ほぼ、コーン径が87mm、フレーム内径は107mmなので、この間に上手くロールの収まることが必要で、この条件を念頭にAmazonで探索した結果、見出したのが次の商品である。
ロール内径が85mmということなので、若干コーンがここに掛かってしまうかもしれないけれど、まあ何とかなるだろう。
ただ、難点は、海外からの発送のため届くまでに日数を要すること。
そこで、より早く手にできないかと、楽天市場とyahooショッピングでも検索してみたところ、同じ商品は見つかったものの、待つことになるのは同じだった。
しかし価格はずっと安いので、今回は楽天で注文した。
なお、同じ「uxcell フォームエッジ 外径115mm」でも、微妙にサイズの異なるものがあるので、十分な注意が必要だ。
こうして今回もまた、若干の不安を抱きながら商品の到着を待つことになったわけである。