蓼科高原日記

音楽・本・映画・釣り竿・オーディオ/デジタル機器、そしてもちろん自然に囲まれた、ささやかな山暮らしの日常

季節の急進・炬燵開き

先週の終わりから今週前半にかけて、漸くこの地の秋らしい空気になった。

 

昨日は天気が崩れて陽射しがなかったことから気温が上がらず、予報によると週明けくらいまでこの傾向が続くようなので、少し早いかもしれないとは思いながら炬燵の用意をした。

 

20221006-炬燵開き

 


そして今朝、室内の寒暖計を見ると12℃。

 

この数値自体はさして低いものではないものの体感的にはかなり寒く、鎧戸を開けた際、外気に触れてその理由がわかった。

 

ごく近くに設置された気象計のデータをネットで確認すると、その時点で6℃、未明には5℃を割り込んでいたのである。

 


その後一旦、7.5℃ほどまで上昇したもののそこで頭打ちとなり、室温も下がり始めたことから、早速炬燵に火を入れた。

 

今日は10℃に届かずに終わるだろう。

 


今年は、梅雨以降、季節の変化に不連続点が多い。

 

本来なら漸次変わっていくべきところに停滞を来たし、その一方太陽から受ける輻射は冬に向けて確実に減っていくことから、それに合わせるべく必然的に跳躍が生じるわけだ。

 


実は、天候が安定したらベランダのニス塗りをしようと考え、部材も用意しておいたのだが、既に落葉松が本格的に散り始めており、これでは塗装面に少なからず付着してしまう。

 

かといって、散り切った暁には乾燥に適当な気温は得られなくなっているだろう。

 

別段、急を要する処置でもないので、来春へ繰り延べようと思う。