それにしても暖かい。
ここ数日、夜間にも気温が氷点を割り込むことはなく、昨日今日などは日中10℃を超えた。
しかも、この先の予報を見ても、しばらくは同じような陽気が続くらしい。
ふと気づくと今年も既に1/6以上が過ぎ去り三月も半ば近くなっているので、単発的な暖かさの訪れは例年見られることだが、程度と長さの両面に亘る今年の暖は珍しい。
昨年末大雪に見舞われた時は来る冬が思い遣られたけれど、実際のところ確かに寒さは一時的に厳しかったものの、雪はその後あまり降らず、積もらなかった。
そこにこの暖かさなので、蓼科山をはじめ山々はだいぶ地肌を顕わし、周囲の道路も常に日陰となる一部を除きほとんどアスファルトが出ている。
玄関から道路へ上がるアプローチの雪も、今年は底の抜けることなく表面から融け、日当たりのよい半面は早くも地面が覗いた。
気分的には車を夏タイヤに替えたいところだけれど、四月中旬まではまとまった雪の来ることがあるので、やはりもう少し様子を見るべきだろう。
一月二月の寒かった折、もう一台大きめの石油ストーブを購入しようかと考えたが、去年に比べ価格が倍近くに上がっているようで、迷っているうちに必要性が薄れて自然な形で見送りとなった。
ともあれ、この冬もどうにかやり過ごせそうだ。
春は近い。