2025-04-01から1ヶ月間の記事一覧
旅の六日目は、まず北見から石北本線で旭川へ、そこから宗谷本線を二本乗り継ぎ音威子府に至り、ここで宿泊の予定である。その旭川へ向かう朝の普通列車としては八時台と十時台のものがあったが、どちらも音威子府に着くのは同じ、前者なら旭川で二時間ほど…
根室での起床も早く、五時。前日に日の入りを見ることができたので、日の出も拝めたらと思ったのである。もちろん、方角からして海からでないことはわかっていたが、日本で一番早い日の出というのはやはり特別な感がある。しかし、生憎この日は薄いながら雲…
帯広の朝も早く始まった。前夜に食した豚丼が美味かったので朝食もこれを―と思っても、朝、それも早朝から開いているところはほとんどない。そんな中、「ぶた八」という店が帯広駅構内で弁当を販売していることを知り、散歩がてら買いに行ったのだけれど、ネ…
三日目は列車を乗り継いで帯広を目指す。しかし、基本的に特急には乗車できない旅ゆえ乗り継ぎの効率が悪く、夕方の適当な頃合いに帯広駅に着くには千歳駅11時35分発の石勝線列車に乗ることだけが肝で、これに間に合えば小樽を早く出ようが遅くなろうが関係…
北海道に入って二日目、早朝に起きて窓から外を見ると、湿った雪が重く降っていた。この日は函館本線を辿って小樽に至る予定だが、朝食を済ませても乗るべき列車にはまだ間があり、夕暮れ時と朝、それぞれの景色を対照させてもみたかったので、今一度近くの…
函館駅の観光案内所で貰った地図を手に駅を出、霙の混じる冷たい雨の中、傘を差して先ずは今夜の宿へチェックインしようと元町エリアへ向かった。市電かバスの利用も考えたが、それほどの距離ではないし、街歩きを観光の大きな要素と考えていることもあって…
天気予報が的中し、北海道旅行に出る前日の午後から大雪となってしまった。夕方の時点で既にまとまった積雪、このままでは翌早朝に車を出すことは無理と予想されたので、夜に市街地へ下りて一晩を過ごした上で列車に乗ることにした。ただ、鉄道の乱れも大い…
気がつけばもう何十年前のことになるが、学生時代に夏の北海道を周遊したことがある。冬について言えば、その後スキーに熱中するようになって毎年のように訪れた。しかしそのいずれもが空港とスキー場の往復だけで、彼の地の本然の姿、人々の営みや景物に接…