蓼科高原日記

音楽・本・映画・釣り竿・オーディオ/デジタル機器、そしてもちろん自然に囲まれた、ささやかな山暮らしの日常

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

オーディオ機器・電源コンセントの極性合わせ

ちょっと興味をそそられたアンプがあったので、その基本スペックや発売時期・価格などについてネットで調べた際、「オーディオ機器の電源プラグをコンセントに挿す向きを逆にしたら、音質が激変した、」との情報が目に付いた。これまで、自分では電源プラグ…

電気の契約容量変更

タイトルの通り、電気の契約容量を変更した。これまでは、一般家屋においてまず不足はないとされる、上限の60Aだった。と言っても、別段豪邸に暮らしているわけではなく、冬場、電気食いの凍結防止帯をかなりの本数使うし、元々別荘として建てられた家という…

充電式LEDランタン

一月前、寝室を南側の和室から北側の洋室へ替えた際、枕元のスタンドを床へ落として豆球を破損してしまったので、それ以来、充電式のLEDランタンを代用の常夜灯として使っている。これはそもそも、アウトドアでの使用や、停電などの緊急時用として去年購入し…

夏至を過ぎて

ふと気づくと、今年ももう夏至を過ぎてしまった。夏至とは、天文学では太陽が黄経90度の位置へ来ること、歴においてはそれの起こる日で、この日、北半球では一年で最も昼が長くなるわけだが、これを実感としてあまり強く感じないのは、私だけではないだろう…

クロノリス─時の碑─ R.C.ウィルスン

「時間封鎖」「無限記憶」「連環宇宙」からなる時間封鎖三部作で知られるカナダのSF作家、R.C.ウィルスン(Robert Charles Wilson)の、これらに先立つ2001年に発表された長編SF小説。といっても、個人的には同三部作は本棚に並んでいるものの未読で、この作家…

山の表情

去年の梅雨は本当に暗く長く、約二ヶ月間、ほとんど陽の光が見られず、毎日のように雨が降ったような記憶がある。それに比べると、今年はそれなりに雨は来るものの、それが長く続くことはなく、陽射しに恵まれる日も適度に挟まれているので、気分的に遥かに…

薪ストーブの清掃・灰篩い

この時季の年中行事である薪ストーブの清掃を行った。それに先立ち、灰の処理。この、薪を燃やした灰には、食器洗剤代わりに使える、土壌改良剤になる、といった有用性のあることは知っていたものの、長年、特にそれらとして役立てることなく、次シーズン初…

ハルゼミ(春蝉・松蝉)

今日も朝から強い陽射しが降り注いでいたが、昼頃から雲が湧き出し、やがてすっかり翳ってしまった。先に書いた通り、二週間ほど前から蝉(らしいもの)が鳴き始め、今朝もその声が喧しく聞こえていたのだけれど、日光が弱まるにつれ、次第に蝉がおとなしくな…

若葉萌え、虫の季節

標高1700mのこの辺りも、木々に若葉が出そろい緑一色となった。もっとも、まだ色の薄い部分もあるので、山は全体として斑模様を纏っている。無論、これはこれで悪くない。今日も気温はちょうど20℃に届いた程度だが、標高の分だけ大気が薄く、紫外線が強いた…

Linux上での音楽再生(Mint, Rhythmbox)

これまでにも何度か書いた通り、現在の私のリスニングスタイルは、Windows上のiTunesで音楽ファイルを再生し、それをオーディオ装置へインタフェースする形だが、「Linuxのサウンドシステムは音質がいい、」との文言をあちこちで見かけ、「本当だろうか、ど…

筑摩現代文学大系6 国木田独歩・石川啄木集

ともに明治前半に生まれ、命を永らえることなく他界した二人の作品を集めた巻である。短文を主とする文学者だけに、二段組400を越えるページに収録された作品数は少なくなく、以下の通り。[国木田独歩]忘れえぬ人々 牛肉と馬鈴薯 運命論者 馬上の友 第三者 …

満開の躑躅・真空管6J1の昇天

予報によると、明日はまた雨となるようだ。今日も既に怪しげな空模様になっているが、降りそうな気配はないので昼過ぎに辺りを歩いた。すると目に飛び込んできたのが、あざやかな赤。ここで最も華やいだ色を見せる躑躅が満開となっていた。それに気持ちを弾…