昨夜、7時頃から三時間ほどの間に100mm強の雨が降った。
確かにその時は大きな雨音が聞こえたものの、この時季にはよくあることだし、ゲリラ豪雨というほどでもないので特に気にしなかったのだが、今日、散歩へ出た際、その爪痕を目にすることとなった。
一つは、道の一部に散乱していた砂利。
その先でちょっとした工事が行われているので、初めはそれに使う砂利を運ぶ途中、揺れなどで荷台からこぼれたのだろうと思いながら、そこは通り過ぎた。
そして少し歩くと、今度は林へ入るところに進入を禁じる記しである。
もっとも、絶対に進むべからず――といった強硬なものではなく、単にコーンが一つ置かれていただけなので、歩行なら問題ないだろうとその横を通り過ぎたのだが、間もなく地面が妙に波打ち始め、さらに進むと次の光景に出くわした。
この周辺は山の斜面、しかも地盤が主に岩のため概ね水捌けはよく、結構な大降りでも水の溜まることはほとんどない。
実際、上の場所が画像のような状態になったことはこれまで目にしたことがないので、昨夜の雨がなぜこのような爪痕を残したのか少々不思議だ。
ただ、今日も聞こえたが、大降りした後は近くに水の流れが生じることを鑑みるに、その水脈が地下で変動して表層へ及んだのかもしれない。
上に挙げた砂利の散乱も、工事現場から流出したものに違いない。