蓼科高原日記

音楽・本・映画・釣り竿・オーディオ/デジタル機器、そしてもちろん自然に囲まれた、ささやかな山暮らしの日常

氷の造形

この冬は本当に暖かい日と寒い日とが数日ごとに交互にやってくる。

 

そのため、先の日曜日まで、路面はまるでスケートリンクのようだったが、その後二度、夜に降雪があって数cmずつ積もり、それが時間の経過とともに氷に癒着したおかげで、漸くタイヤや靴底がグリップされるようになった。

 

それでもまだ所々、氷の上に雪が載っているだけの部分があり、そこを踏むと覿面に滑るので、散歩へ出ても下を見ながら歩かざるを得ず、なかなか景色を愉しむ余裕はない。

 

あと、危ないのは、視線を移動させる際、目だけを動かすならいいのだが、頭や身体の向きを変えてしまうこと。

 

足場が確保されていない場合、これだけで滑って転びそうになることがある。

 

定性的にではあるが、運動量保存則の成り立っていることを実感する一コマだ。

 

 

 

 


昨日の朝まで続いた寒さはその後緩み、今日はさらに気温が上がって5℃近くに達した。

 

これにより屋根の雪はまたすっかり落ち、次の画像に撮っておいた氷のティアラはすっかり消えてしまった。

 

氷のティアラ

 

今回の暖かさは来る日曜日頃まで続き、その後また寒さが戻るらしい。

 


まだ寒暖が鬩ぎ合っており、雪がどかッと降ることもあるかもしれないが、陽の光は着実に強くなってきたことを感じる。

 

周囲を山に囲まれているため、平地に比べて日の出は遅く、入りは早いものの、それでも夜は大分短くなった。

 

春分に向け、その傾向はさらに加速するわけで、鶯が唄の稽古を始め、その拙さに笑わされる日もそう遠くはないだろう。

 


次の二つの記事を投稿。

 

mozart-cafe.hatenablog.com

 

charmedbybamboorod.blogspot.com

 

 

 

 


ロシア製の真空管で聴くピアノはとても良い。

 

Bill Evans「Moonbeams」
01. Re: Person I Knew
02. Polka Dots and Moonbeams
03. I Fall in Love Too Easily
04. Stairway to the Stars
05. If You Could See Me Now
06. It Might as Well Be Spring
07. In Love in Vain
08. Very Early

 

Moonbeams

 

Mozart「ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K.467 "Elvira Madigan"」
Alfred Brendel(p); Neville Marriner(cond): Academy Of St. Martin In The Fields
第1楽章 Allegro Maestoso
第2楽章 Andante
第3楽章 Allegro Vivace Assai

 

Mozart K467