一昨日の火曜日、二つの用事を片付ける必要があった。
日中雪が続くとの予報だったが、朝起きた時は空に明るさも感じられたので、これなら大丈夫だろうと思っていたところ、間もなくちらちらと落ち出し、家を出る時にはすっかり本降りとなっていた。
それでも折角準備したのだから――と車を走らせ、家から10kmほどの郵便局で一つの用を済ませている内、さらに降りが酷くなって、文字通り見る見るうちに路面も車も白く覆われてしまったことから、市街地まで下りなければならないもう一つの用事は断念して山の上へ戻ることにした。
現在車に履かせているスタッドレスタイヤは、溝はまだ十分残っているものの、製造年が2016年と古く、この冬何度か走行して雪面のグリップがやや甘い感じがあるので、無理を控えてのことである。
実際、上の判断は正解で、わずか一時間弱の間に、家の近辺は10cmほど積もっており、そこを上る際には少なからずふらつきを覚えた。
この雪は終日降り続き、積雪は50cm近く加算された。
明けて翌日、昨日の水曜日はその雪掻きである。
アプローチの確保と車の発掘が本腰を入れての仕事となり、すっかり疲れてしまった。
そして今日、また雪がちらつき出した中、一昨日残した用を果たすべく出かけようとしたのだが、いざ車の所まで行くと、フロントガラスがすっかり凍結してしまっている。
スクレイパーでは落とせず、氷解スプレーを噴射しても、気温が低いためすぐまた凍り付いて埒が明かないことから、面倒になって今日も出かけるのを止めにした。
一昨日ほどではないものの、この雪も結局一日続いている。
この冬は本当に雪が多い。
そして寒さも厳しい。