そろそろしなければ――と思った頃から雨模様の空が長らく続いたため、ずっと見合わせていた家の周りの草(主に熊笹)刈りを、漸く天気が安定したので、今日片付けた。
例年よりかなり遅くなってしまったこともあって茂りが酷く、かなりの時間と労力を要したため、終わった後は早くも身体の節々に疲労と筋肉痛が出た。
もっともこれには、これまでずっと慣例となっていた春の薪作りをしなかったことも、少なからず影響していているに違いない。
オリンピックで熱戦を繰り広げているアスリートに比して何とも情けないが、まあ仕方ない(笑)。
今回も、例によって虻には悩まされた。
身体を動かしていればまず喰われることはないのだけれど、草刈り機に負けない音量でぶんぶんやられては気にせずにはいられず、それがハタと止むと、背中など動きの少ない箇所に止まったのではないかと思わず身を捩ってしまう。
作業を終えた後、シャワーを浴びて人心地ついて確認したところ、幸い喰われてはいなかった。
こうして草の香を感じると、また一つ秋の気が嵩じる。
実際、あと半月もすればひんやりした風が吹き始めるはずだ。
この土地へ移り住んで初めて草刈りをした際には、刈り取ったものはやはりまとめて焼くといった処理をすべきかと考えたが、取り敢えずはそのまま放置してどうなるかみることにしたところ、翌年の同時期にはほとんどその姿が消えてしまったため、以後、草は刈ったままにしている。
この方が、ごくわずかではあろうけれど地の回復にもなるような気がするから。
雲の様子を見ると、これから夕立があるかもしれない。
「Introducing Johnny Griffin」
01.Mil Dew
02.Chicago Calling
03.These Foolish Things
04.The Boy Next Door
05.Nice and Easy
06.It's All Right with Me
07.Lover Man
08.The Way You Look Tonight
09.Cherokee